環境教育


小学校向け体験教室

 遠くから眺めると緑豊かな森なのに、森の中を歩くと日光が差し込まず薄暗く地肌むき出しの森が多いことに気づく。こんな気付きから何をすれば良いのか皆で考え、考えたことを森で働く人と共同して実践します。伐った木は皆で運び、コースター作りに活かし無駄なく使います。そんな学習に、児童は「ただただ夢中」で「黙々と挑み」、あっという間に過ぎ去る1日。児童の明るく元気な表情が、素晴らしい青梅の未来を予感させます。


高校生向けインターンシップ

高校生の就労体験として、都立高校3年生10名程の受入れを毎年行っています。

 自然や動物に興味を持っている学生の参加が多く、アウトドアなどで山での体験があっても林業やその職場としての森林に触れる機会は初めての場合が大半です。

 間伐体験や道づくりといった活動を通じて、森林で仕事を行うことの楽しさやリスクを伝えています。進路の選択肢の一つとして林業が選ばれることを目標としており、実際に関連会社に就労された学生もいました。


親子体験教室

 初めは見ず知らずの仲間に、たどたどしい会話しかありませんが、皆で伐る木を選び、寝かす方向を決め、力を合わせてロープを引いて木を寝かせたころには、弾けるような掛け声が飛び交い始めます。
 みんな森の魔力に魅了され、いつの間にやら仲良し軍団に。あとはもう皆で木を運び、のこぎりで輪切りにし、皮むきして美しいコースターの出来上がり。「ちょー気持ちいい」こんな声を聴くと僕らもこの、こどもたちのために頑張るぞ、なんて気持ちになってしまうのでした。