森について
約70兆円、この数値は森林の持つ多面的機能(※1)を経済的効果として評価されたものです(日本学術会議)。この効果をもたらす森林は日本国土面積のおよそ7割、東京都の4割、私たちの青梅市では6割を占め、暮らしのごく身近な存在となっています。
一方で青梅市森林面積のおよそ7割を占める人工林では、スギ・ヒノキが密集し日光が届かないことで地面が弱り、水源の機能低下や土砂災害が増えるなど、多面的機能低下のリスクが高まっています。
私たちは、このリスクを軽減するため森に対する市民の関心を高めつつ、森林本来の機能を充実させる担い手の育成を目指して日々活動しています。
※1:生物多様性保全、地球環境保全、土砂災害防止/土壌保全、水源涵養機能、快適環境形成、保健レクリエーション機能、文化機能、物質生産機能(林野庁HPより)